第1章 *Candy*
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「どうして?かっこ悪くなんてないよ」
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和「だって…旅行の事だって、あんな…
翔ちゃんにバラされるし…俺がちゃんとちゃんに言いたかったのに」
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「へっ?」
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和「さっきも直輝先輩と…なんか仲良さそうで…
慌てて真緒っちにちゃんどこ行ったか聞いたし」
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「慌てたの?」
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和「だってさっき俺と目があった時には全然笑ってくんなかったのに…直輝先輩には…あんな可愛いく笑いかけてさ…」
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喋りながらも和くんが何度も髪の毛を撫でてて…
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なのに急にパッと離れたら手を繋いで
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和「仕事中だったよ(笑)よし!戻ろ」
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ねぇ・・もうちょっと和くんの気持ち聞かせてよ
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もうちょっと一緒にいたい
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歩きだしたけど
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「ねぇ、手」
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和「ダメ?」
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