第1章 *Candy*
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和「ふふ(笑)ゆっくりでいいから和くんって言ってね?」
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「うん…ごめんね?和くん」
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でも何度「和くん」って呼んでも
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少し赤くなっちゃう耳で
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照れてるのがわかる
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繋いだ手をギュッと握って
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和「そろそろ帰ろっかな」
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「うん…」
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明日も仕事だしね
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和「…週末どっか行こっか」
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「うん♪」
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和「じゃあ連絡する」
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立ち上がったから玄関まで着いてくと
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和「ここでいいよ」
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「でも…地下鉄まで…」
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地下鉄まで行くともう少し一緒にいれる
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和「ちゃんが1人で帰るの心配でしょ?」
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「大丈夫だよ、まだそんな遅い時間じゃないし」
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和「んふ(笑)俺もねできる事なら一緒にいたいよ?
でも心配だからダメ~」
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