第1章 *Candy*
楽しく喋ってたのに
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和「先輩は…」って言われて
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さっきの事を思い出して
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また少し気持ちが落ちる
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家に帰ってご飯の用意をしようとしたら
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和「何したらい?」
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スーツの上着を脱いで
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袖を捲りながらキッチンに来た
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「座ってていいよ?」
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和「手伝うよ、2人でしたら早いでしょ?」
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二宮くんはめんどくさがりなところがあるから
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一緒にキッチンに立つとは思わなかった
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くすぐったい気持ちで
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出来上がったご飯を2人並んで食べた
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食後のコーヒーを持って
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テレビを見てる二宮くんに渡しながら聞いてみる
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「ねぇあたしの名前知ってる?」
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和「ちゃんでしょ?」
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「知ってたんだ…」
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和「知ってるに決まってるでしょ(笑)」
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