第1章 *Candy*
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すぐに離れた唇が少し淋しくて
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そんな事を思う自分が恥ずかしくなった///
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和「メシ食いに行こっか」
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すぐに離れた二宮くんに
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手を引っ張って立たされて
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でも玄関を出たら自然に繋がれる手
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二宮くんにニヤケてる顔を見られないよう
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少し後ろを歩いてついてく
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少し歩いて駅前の洋食屋さんに入った
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和「何にする?」
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「ん~二宮くんは?」
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和「俺は…オムライス」
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「あたしも同じのにする」
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さっき言われた事は
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何もなかったのかなってぐらい
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当たり障りない話しをしてて
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好きって言われたよね?
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って何度も確認したくなった
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オムライスも食べ終わって
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2人でデザートを頼んだ
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甘い物が得意じゃない2人だから
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1つのケーキを半分こ
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ゆっくり食べてたけど
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もう最後の一口…
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