• テキストサイズ

*Candy*和*

第1章 *Candy*





二宮くんが驚いた顔で振り向いた


.


.


和「どこでどうなったら、そうなんの?」


.


「え…っと色々見てて?」


.


和「俺先輩が好きなんだけど」


.


.


真っ直ぐに目を見られて


.


恥ずかしくなって黙っちゃったら


.


二宮くんも前を向いた


.


.


.


後ろから見ると耳が赤くなってるのが見えて


.


何か言わなきゃって


.


二宮くんの腕のシャツを掴んだ


.


.


「あの…あたしも二宮くんが好き」


.


パッと振り向いたら


.


和「ウソ」


.


.


呟くように言って


.


.


ギュウっと抱きしめられた


.


.


和「ほんとに?」


.


うんって頷くと


.


腕の力を少しゆるめて


.


.


顔を覗くように見られる


.


.


きっと赤くなってるあたしの顔を見て


.


.


ふふって笑ったから


.


.


笑いかえそうとしたら


.


チュっと唇がくっついた


.


.
/ 133ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp