第1章 *Candy*
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化粧をする手が止まって…
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時間も止まる…
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電話の音にビックリして
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プハっと息を吐いた
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30分ぐらいで着くってメールがきて
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駅前で待ち合わせ
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直「おぅ!」
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「この時間って事はお昼食べるよね?どこ行く?」
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駅前に何件かあるお店の
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ちょっと長居しても大丈夫そうなお店を選んで入った
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話があると言った直輝が話しださなくて
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運ばれてきたランチのサラダを食べながら
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昨日から気になってた事を切り出した
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「ねぇ昨日のさ…二宮くんの」
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直「ん?」
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「ほら遊んでるって…本当なの?」
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直「ああ、たぶんね俺も直接聞いたわけじゃないし…
でも火の無いところに煙は立たないって言うじゃん?それに…」
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直輝が水をゴクリと一口飲んだ
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