第1章 *Candy*
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和くんがバスルームに入ったのを確認して
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グラスに残ってたワインを飲み干した
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でもやっぱり落ち着かなくて
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カーテンを開けて外を見てた
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少ししてテレビを点けて
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ベッドの上にゴロンと寝転んで見てるけど
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昨日眠れてないのと歩き疲れたのでウトウトしてた
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このまま寝ちゃって気づいたら朝で…なんて嫌
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この心地良くフワフワしだした体を
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なんとか目を開けて堪えていた
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和くんと初めて夜を一緒に過ごすのに
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寝たくないよ…
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寝たく…ない…
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ベッドがギシっと軋む音で目が覚めた
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「え!?…今何時?」
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和「12時前、かな」
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良かった…
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まだ朝じゃない
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