第1章 *Candy*
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和くんが腕を緩めて片手で頭を支えて
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あたしを見下ろしたらチュっとキスして
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和「さぁどうしようか?」
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「どうし…ようか?」
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和「ふふ(笑)先にご飯行く?それか俺が行きたかったとこに行くか」
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「和くん行きたいとこがあったの?…じゃあ、そっち先に行く?」
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薄く笑ってる和くんを見てると
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よくわからない答えが返ってきた
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和「やっぱさ西に来ると陽が落ちるの遅くない?」
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「ん?ん~、そう、か、な?」
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和「(笑)俺の行きたいとこ、暗くならないとな~…ダメだし…だからもうちょっと」
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そう言いながらまたギュウって抱きしめられて
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胸の前に置いてあった手を和くんのホッペに伸ばした
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