第1章 *Candy*
和くんのホッペを両手で挟んだら
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今度はあたしがキスをする
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腰に回ってた和くんの手があたしの頭を撫でる
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もうちょっと…
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もうちょっとって
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どれぐらいの時間が経ったのだろう
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和「ヤベっ!何時だ、行こう」
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腕を引っ張られておこされたけど
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あたし行かなくてもいいよ?
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なんだったらご飯を食べる時間も
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ずっとずっと和くんとくっついてたい
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電車に乗ってどこかのお寺に来た
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夜の暗さが怖さを演出して
「何か怖い」
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和「(笑)大丈夫だよ」
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和くんについて中に入ると
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人がたくさんいて少し進むと
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ライトアップされた紅葉がキレイに浮かび上がってた
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「すご…キレ~」
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お寺の雰囲気と
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ライトアップされた紅葉の幻想的な光に見とれてた
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