第1章 短編集※R18
嘘だ。
だって、あんなに、すごく慣れた感じだったじゃないか・・・。
恥ずかしそうに「はじめてで勝手がわからずおめさんのナカが気持ち良くて出してしまった」と言う新開くんを見ると彼もはじめて、というのは間違いではなさそうだ。
「もっかい、ちゃんとやり直していいか・・・?」
「え、あ、うそ、おっきく・・・」
私の中に入りっぱなしだったソレは先程と同じ大きさに戻っている。
一回出したら終わりじゃないの!?
思考回路がだんだん戻ってきていたのに新開くんが腰を動かしたことによってまた停止した。
ナカに出されたから一度出さなきゃ、とか、まだ痛みがあるから早く動かないでくれ、とか言いたい事は山ほどあったはずなのに。
「あっ!やぁ、ん・・・っ!」
「は、きもちい、のナカ・・・っ」
ズンズンと、腰を打ちつける新開くん。
その度に甲高い声で喘いでしまう私。
意識がだんだんとフェードアウトしていくのがわかった。
「・・・で?私が誰か他のメンバーに頼まれてて、代わりに他の子にお願い聞いてもらわなきゃいけなかったとしてもコレをするつもりだったの?」
「まさか、そんなわけないだろ?尽八みたいにマフィンをお願いする予定だったよ」
あのあと何度かシたあと、汗やらなんやらでぐちゃぐちゃになった体を新開くんが持ってきていたティッシュや大きいタオルで処理し、二人でまた並んで座る。
初体験がこれなんて・・・と思うがもう1回したら2回も3回もあまり変わらないかと考えるのを止めた。
とりあえずこれから彼とはどう接するべきなだろうか。
体だけの関係、にはなりたくない。
なんて考えていると「順番間違えたけど、おめさんの事ずっと大事にするから、これからもよろしくな」と笑顔でいう新開くんがなかなかに可愛くてもうすべてを考えるのをやめた。
これからのはじめても、すべてはきみにあげよう。
がんばったご褒美に。
end.