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秘密の関係(カレカノ)

第2章 再会


皆が練習中、私は清水先輩から声を掛けられた。
『練習試合・・・ですか?』
「うん。なんだけど、困ったことがあって」
『えっ?』
「ウチ、マネージャー、私だけだから・・・」
成程。練習試合だと色々、準備、大変だよね。先輩1人では大変そうだ。
『・・・私・・・素人ですけど・・・大丈夫ですか?』
「!いいの?」
『はい。私でお手伝い出来ることなら』
「良かった。そんなに難しいことじゃないから」
『はい!』
正直、部活に入ることは考えてなかった。放課後はおばあちゃんのお店の手伝いをしようと思っていたから。でも、大丈夫だよね?帰ったらおばあちゃんに聞いてみよう。

練習終了後
『清水先輩から聞いて、私でよければ、マネージャーやらせてください』
「・・・・・」
私は頭を下げた。皆呆然としている。
「いっ、いや、俺も言おうかと思ってたから・・・そう言ってくれてありがたい」
「うん、ありがとう」
『えっ・・・あと・・あのっ・・・』
「えっ?」
『私、実家暮らしではなく、祖母の家に居候している身なので・・・部活、出れない日があるかもしれませんけど・・・』
「・・・・・(あぁ)」
菅原先輩にはこの前、公園で話してるからわかってくれたようだ。
「いや、大丈夫だ。そんなことで怒ったりしないよ」
『ありがとうございます!』
私はニッコリと笑った。
「!!」
全員が赤面した。
『??』
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