• テキストサイズ

秘密の関係(カレカノ)

第3章 練習試合


溝口さんの説明で大体、わかったのだけど、疑問が残った。
『・・・えっと・・・副主将が岩泉さんということはわかったんですが、主将は?』
「あ、あいつはちょっと遅れてくるよ、主将の名前は“及川徹”たぶん来たらすぐわかるから」
来たらすぐわかる?どういう意味だろう?
『わかりました』
「じゃあ、ちょっと紹介するから・・・ちょっとお前ら集合!!!」
私の周りに集まってくる青城メンバー。
「こちらが、今日一日ウチのマネージャーをしてくれる・・・」
『烏野高校2年の藤本梨帆と申します。不慣れなので、御迷惑を掛けるかもしれませんが、頑張りますので宜しくお願いします(ニッコリ)』
「「「(か、可愛い/綺麗)」」」
へっ?赤面された。どうして??
「おい、お前ら!!」
「「「(はっ!)お願いしゃーっす!!」」」
挨拶を終えて、練習が再開された。
『すごい・・・』
「え??」
『あっ・・・』
声に出ちゃってた。
『いえ、私、マネージャーといっても入部したばっかりで、生の練習見るの数回目なんです』
「あ~、そうだったのか・・・」
『すみません』
「あっ、いやいや。・・・ってそうだ・・・岩泉!!!」
「はいっ!」
溝口さんは、岩泉さんを呼んだ。
「ドリンク等の説明してやってくんねーか?」
「わかりました」
岩泉さんが、来てくれた。
「じゃあ、こっち」
『あっ、はい!』
私は岩泉さんの後ろについて行った。ドリンクや救急箱、あとは体育館外の場所も教えてもらった。
「えっと・・・梨帆ちゃん?」
『あっ、はい』
「わりぃんだけど、もうひとつ・・・」
『はい??』
「俺と、3年の花巻と松川・・・わかるか?」
/ 16ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp