第1章 いちごみるく飴1つ目
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今日は、なんと及川くんが家まで送ってくれた。優しい人なのかな??(ほぼ何も知らない馬鹿←)
お礼に私の大好物、いちごみるく飴をあげるんだ!
だから、及川くん...とーるに飴をもっていったら、誰とここに住んでるのか聞かれた。
私はシェアハウスに住んでいる。ここはものっすごく家賃が安い。だからここに住んでるんだよ!
んで、ササキくんと、リョウさんと、ハヤテくんと住んでることを言ったら、とーるが突然怒りだした。
『...私なんかした?』
及「したもなにも...こんな危険な家に住んじゃだめでしょ!!襲われるよ?!」
『そんな、皆人間だよ犬とかじゃないよ?!』
及「...え?いや、襲うっていうのはさ、あれだよ?行為だよ?わかる?←」
『こ、行為?行為って言うより襲うの方がいぬっぽくない...?』
なんか会話が咬み合わないよ?!←
『襲うなんて、猛獣じゃないんだよ??とーるっておばかさん??じゃあねっ!』
私は家の中に戻った。
?「...おい、今の男誰だ」
『アイスだよ!!』
?「あ?テメェちゃんと日本語喋れよ..」
『んーと、彼氏さん、かな?』
?「はぁぁ?!アイツ絶対女たらしだぞ顔的に?!←」
『いいの、アイスのためだもんっ♪
...別にいいでしょ、リョウさん??』
リ「俺はどーなっても知らんからな...」
リョウさんは、ここの管理人かつ住居者。
現在24歳でいろんなお世話をしてくれる。
心配性だけどね。
明日から、アイス食べ放題...♪
...そういえば、親戚からのたった数万円の仕送りをもらい始めたから、スマートフォンを買ったんだった!っていっても、連絡先交換したのは隣の席だった岩泉さんって人だけ。
私:バレー部すごいんだね!
岩:そうか?まあ、ありがと。あ、あとさ、お前及川と付き合ってんだろ?
私:アイスのこと?
岩:...いやそれはよくわからんが、なんかアイツにしては浮かれた感じで嬉しそうだからお前の事好きなんだろうな、と思ってさ
私:アイスのこと?
岩:ごめん、こーゆー話をお前にした俺が悪かった
私:...?
やっぱりアイスはみんな好きなのかな...?スマートフォンの画面を見つめながらそう思った。
よし、明日が楽しみだっ♪