第1章 いちごみるく飴1つ目
及川side
『こんにちはっ!!ですっ!私、実は先日まで九州の方で生きてきたのですが、この度、親戚の方が「もう一人で生きれるだろ」といって私をこの東北の地にぽいっと!←
親は、私をおいてどっかいっちゃったらしく!
まぁ、よろしくお願いしますっ!!』
バレー部「よ、よろしくお願いします?」
今日も練習頑張らなきゃ...
『ところで及川さん、私は何をすればいいですか?』
及「今日は見るだけでいいよ?」
『わかりましたっ!なんか皆さんすごいですねっ!こうやって、こうっ!ってひゃぁっ?!』
は、スパイクの真似をして飛んだかと思ったら着地に失敗して床にダイブした。
及「あらまぁ...」
『ふぇぇぇ..痛いぃぃ...ぐすっ』
...え、今ので泣いたの?!
痛いの嫌いなんだ。てかさ...
「やっべ、可愛いんだけど...」
理性壊れそうなくらいに、可愛い。やべえ。
それを感じたのは、俺だけじゃないらしく。
金「んなぁっ...?!か、可愛いっ...//」
花「...食べてぇ...←」
みんな口々に可愛いとか言ってる。でも...
及「ちゃんは俺のだもんねーだっ!!」
そう言って俺はをお姫様抱っこして部室へ。部室には治療できる設備あるからね。
及「だいじょぶ、ちょっと擦りむいて打ってるだけだから、ね?」
『ふぇ、でもっ、痛いもん...』
もん、て何?!
及「でも、俺がちゃんと治療するから、ね?」
俺は涙を拭ってあげながら優しく言った。
そしたら、
『...うんっ!ありがとうっ!』
なんて満面の笑みでうもんだからたまったもんじゃない。
やっばいなぁ。
これ...惚れちゃってるよ。