第3章 東京ばなな一つ目。
及川side
それからは、とにかく寝る直前までうるさかった。
あのあとすぐに風呂に入って、帰ってきたら、
及「...なんでたった三人で王様ゲーム?」
三人しかいないのに王様ゲームをしていた。いやいや、倍率高すぎじゃね?
もう三人ともなんかいろいろと大変なことになってるよ?赤葦くんとかのスカートはかされてその上頭にリボンとかついて死んでるよ?
『とーるもやろっ!』
...ダメだ、可愛すぎる断れない←
そこからはまあ、そこまで厳しい指令はなかった。
赤「えっと...俺王様ですね...じゃあ一番の人三番の人の膝の上に座っててください」
あ、俺三番...
『いっちばーん!三番は?』
おおっ?!これは...!!
及「俺だよ三番!」
『やったぁとーるっ!ぎゅーしててね!!』
彼女はそういって俺に向かって飛び込んできた。なんでこんなに可愛いの?てかなんであんだけお菓子食べてんのにこんなに軽いの?!
『とーる、大好き〜!』
そう言って俺の胸板にすりついてくる彼女は理性を破壊しようとしてくるわけで。
いやいや、こんなとこでを襲うとかは流石にしないけどね?
木「もうやだ!!つまんないこれやーめたっ!!」
そして俺達を見た木兎くんはいじけちゃったし。
赤葦くんはものすごいスピードでリボンとってスカートも脱いでるし。
やばい、ここ...
100パーセント自由人しかいないじゃん(真顔)
そして、もう寝ることになったんだけど、またここで自由人の争いが。
木「俺がベットで寝るのー!!」
『違うもん私ととーるだもん!!』
赤「いやここ俺のベット...」
...どこでもよくね?
迷惑はかけないようにしなきゃね...
及「、こっちおいで?床に布団敷いてる方で一緒に寝よ?」
『うぅ...寝るー!』
木「じゃあ俺がベット...」
赤「木兎さんは床で寝てください」
木「んなぁぁ?!」
俺とは敷布団に身をくるんだ。
さすが自由な、もう寝てる。
しかも俺に抱きついてるからね?
いい加減、俺の理性を壊すのをやめてくれ。