第3章 東京ばなな一つ目。
及川said
と木兎ってやつは相当仲がいいらしい。会ってすぐ抱きつきあってるし、そのまま玄関飛び出してどっか行っちゃうし...
もう九時なのに危ないんですけど...
家には俺と赤葦ってやつだけが取り残された。
及「そっちの主将、あの人とか苦労しそうだね〜」
赤「まぁ...もう慣れましたね。正直、半分いろいろと諦めてます←」
及「ははっ、やっぱどこも主将は変わった人が多いな〜」
赤「そうですね...でも確かあなたも主将ではないですかね?」
及「俺も変わってるからさ、間違ってない間違ってない!」
そんな世間話に花を咲かせていると、玄関のドアが開く音がした。
及「どこいってたんだろうね、あの二人...」
赤「ああ、すぐそこのコンビニですよ。あの人達コンビニパン大好きなんで頻繁に買いに行ってますよ」
赤葦くんって、あの二人の事なら何でもお見通しって感じだなぁ...
木「ヘイヘイヘーイ!!コンビニパン買ってきたぜー!!」
『コンビニパンばんざーーいっ!!!←』
うお、予想的中だすげぇ...
てか夜になってからもまだ甘いモノ食べるの?!
呆然とする俺の目の前で、二人は、次々とパンを食べ尽くしていった。赤葦くんはポーカーフェイスで、微動だにせずそれを見ていた。
木「よし!!!!次は風呂行くぞー!!あかーし風呂借りるからなー!!」
『おっふろーおっふろー♪』
...おいおいおいおい?!風呂?!まさかとは思うけど...
及「ねぇ...二人は、一緒にはいんの?」
木「?..いつものことだろ?」
『むしろ徹は一人で入るの?』
えええ?!おいおい、流石に許せないからね?お風呂なんて...
赤「及川さん、いくらいっても変わりませんよ」
ええぇ...相当やばいのいに、なんか、解決方法、うーん...
...あ、いいことおもいついた♪