第3章 東京ばなな一つ目。
及川said
俺は今、驚きを隠せないで呆然としている。だって...
『あぁ~やっぱてつろーのお母さんのお菓子最っ高♡』
母「そんなことないわよ〜!!ささ、どんどん食べて頂戴!」
黒「お前太るぞ〜?」
が、さっきから尋常じゃない量のお菓子を食べまくってるから。
もとから甘いモノに関しては大食いなのは知ってるけど、すごいよびっくり...
今までに食べたもの上げていくと...
・クッキー30枚以上
・ケーキ7個目
・チョコ15個くらい
・ブラウニー10個くらい
・アイス15個くらい
・キャラメル10個くらい etc...
その小さい体のどこに入ってるの?!
及「無理しないでよ?吐くよ?」
『ダイジョーブだよ、毎回こんくらい余裕で食べるもん、ねーてつろー!』
黒「そうだな、お前胃袋怪物だもんな、甘いモノに対してだけ」
見てる方が胸焼けするよコレ...
お昼までトサカくんの家で休憩したあと、二人でスカイツリーとかそのへんをぶらぶらした。そこでもまた甘いモノ食べるからすごい...
そして、そっからはの案内で赤葦って奴の家に向かった。の案内とか不安だったけど、慣れた足取りで家までついたからひと安心した。
ピンポーン
『あっかあーしくんっ!』
、いつも以上にテンション高いな...
そしてガチャリと出てきたのは、黒髪くせっ毛の高校生だった。こいつが赤葦か...
赤「さん、遅いですよ。危険じゃないですか、夜道は...でも彼氏さんいたんですね、ならまあ少しは大丈夫ですかね...」
うわぁほんとにオカンだ...←
『あかーしくんは気を使いすぎ!!私はえいやっ!ってできるからダイジョーブなの!!ところで!!ぼくちゃんは?!いるの?!』
ぼくちゃん...ああ、木兎光太郎って奴か。
その時、玄関の奥からどすどすと走る音がして、ミミズクヘッドの奴が玄関に飛び込んできた。
こいつが木兎...
木「ー!!久しぶりじゃねえかヘイヘイヘーイ!!相変わらずちっちゃいなああ!!」
『ぼくちゃああん!!久しぶりだね!!ぼくちゃんは大っきくなったね〜!!!』
二人は超ハイテンションで大声でしゃべっている。
...俺空気?!(