第1章 いちごみるく飴1つ目
及川side
学校の近くの、大きいショッピングモールの一角。
俺には超えられない何か一線。
下着屋。
そりゃあ、彼女がノーブラとか、危なすぎて耐えられないからついていくけどさ...(自分は興奮しないとか言っていない←)
及「でも結構男いるね、彼女の付き添いか」
店の中にはチラホラ男もいた。
『なにこれ、宝石屋さんみたい...!』
は淡い色から深い色までデザインも色も取り揃えられた下着に目を輝かせていた。...こんなとこまで可愛いとか何なの??え??
『ねね、これ可愛くない?!』
そう言ってが俺に差し出したのは、淡い白に赤と紫の宝石が散りばめられたレースたっぷりのもの。
変な妄想が膨らんでもおかしくないよね、健全な男子高校生の前に可愛い子とこんな下着があれば。
及「着てみれば?...あぁでもさ、サイズはかったりするんじゃないの?すいませーん、この子お願いします」
店員「はーい、少々お待ちください!」
そう言って店員と彼女は試着室へと消えていった。
女だからって、触れたりしたら...マジ許さねぇ...
数分後、が試着室からひょこ、と顔を出して、
『とーるっ!!来てきて〜!』
と言った。俺は言われるがままに近づいた。すると、カーテンがシャッとあいて、そこには先程のブラを付けてこっちに視線を送るがいた。
やっべぇよ。おいおい?でかすぎやしない?俺は思わず息を呑んだ。
店員「ギリギリそのサイズのブラまでしかなかったんですよ〜、とってもお似合いですね!」
及「これどんくらいなの?!」
店員「ええっと...お客様、サイズを彼氏さんに言っても大丈夫でしょうか?」
『とーるだからいいですよ!』
店員「さっき測った分だと...Fですね」
え、F...?!
『ねぇ、とーるっ!!これどうかな?!あとこれも!!4つも選んじゃった!!』
及「うん、買おう←」
『やったぁ!!』
可愛すぎるっしょ。もう俺の理性残り0なんだけど?無防備過ぎてほんとに心配なんだけど...