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虹彩異色症の女神さんは2人の炎に愛されました【エース・サボ】

第6章 砂漠の国と


ルフィに向かってスモーカーの攻撃が放たれた。



「ホワイトブロー!!!」

「!!!?」

「陽炎!」



エースがそれを防いだ。

するとルフィが目を見開いた。



「エー・・・ス?」

「変わらねェな、ルフィ」

「エース!!!」

「ここは俺に任せてお前らとりあえず逃げろ!!」

「行くぞ!!」

「ちょっとルフィあれ誰よ!!?」



ルフィと仲間たちが走り去った。

アリスは向き合うエースとスモーカーを見ていた。

そういえば私には別用があるって言ってなかった?

そんなことを考えながら2人の戦闘を見物していた。



「ちょっといい?」



そのとき、後ろから声をかけられた。

アリスはハッとして構えた。



「あなたには戦意は無いから安心して」

『何の用?』

「これを渡せと言われたの」

『小電伝虫?』

「すでにつながってるから」



たしぎという女剣士はアリスに小電伝虫を渡して立ち退いた。



「聞こえとるか?」

『!!』

「聞こえているのなら返答いたせ」

『聞こえてる・・・わ』

「お前はオルブライト・アリスで間違いないな?」

『そうよ』



海軍の役人だと言う声の主。

何の用だというのだろう。



『何の用?』

「早速本題に入ってもいいのか?」

『言いたい事は山ほどあるわ』

「リヴィア王国のことか・・・」

『主にそうよ、私はあなたたち海軍と政府のせいで苦しんでいるんだもの』

「それに関しては謝罪しよう」

『もういいわ、本題は何?』

「政府と海軍を毛嫌っとる娘にこんなこと要求するとは元帥もどうかしているとは思うんだが・・・」



中々言おうとしない役人にじれったさを覚えた。

ついつい口調が荒くなる。



『だから何?』

「ハッキリ言っていいのか?」

『私の我慢が切れる前に言ってちょうだい』

「じゃあ改めて・・・」



役人が咳払いするのが聞こえた。



「オルブライト・アリスに勧誘する、七武海へ入らぬか?」
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