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虹彩異色症の女神さんは2人の炎に愛されました【エース・サボ】
第11章 さよならとありがとう
アリスはそっと手に光を出現させた。
そして電伝虫を眠らせる。
『_____。』
手話が、彼に分かるだろうか。
アリスはこう綴った。
<必ず助ける>
<さっきのは全て嘘、カモフラージュ>
<貴方を愛している>
<諦めないで>
「??」
「ッ…」
どうやら隣にいるジンベエは理解したらしい。
『彼に伝えてね…』
そして電伝虫を起こした。
『じゃあ処刑場で待っているわ。』
―冷たく微笑んで―
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