• テキストサイズ

恋愛物語超短編集

第4章 片思い




さらに時は流れ、私は小学校時代“好きな人は近所のお兄ちゃん”“将来絶対結婚するの”を貫き通し、同い年の女の子に『え………6才も年上なんて……』という目で見られたが、無事進級し、小学校6年生。



当時12歳。


「玲斗くんは今………18歳か。もう、高校3年生だ。」






そんなある日の学校帰り、近所のお母様方の世間話を小耳に挟んだ。






『向かいの家の玲斗くん、すっかり男前になっちゃったらしいわよ。』『あらほんと?』『高校に入ってからは彼女も出来たみたいよ。』『あらまあ、玲斗くん相当かっこよくなったのね。』





彼女ぉおおおおお…………………!?





許せない!!

結婚するのは私なのに!!




なんでなんで!!





小学生の私には相当ショックだった。

/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp