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【黒バス】ああっ君は女神様!

第11章 2度ある事は3度ある



んで、熱い戦いに感動して心が少し清らかになった次の日。
黒子からメールがきていた。
会いたいっていうのが。
一体なんの用だろう?
でも優勝おめでとうって言いたいから、私も会いたいかも。


「黒子!」
「こんにちは、板井野さん」
「優勝おめでとう」

メールで呼び出された場所と時間に行けば、黒子はすでに来てた。

あの活躍の後だろうか、私は始めて自分で黒子を見つける事ができた。

私に何を言うのかといえば、まあ、あの肉便器関連の話かな。

それとも何か別件ですか?

霧崎と当たったチームはみんな私が肉便器ちゃんだと思ってるのかしら。
だったらやだなー。
ちゃん付けても全然可愛くないし。


でも黒子は誠凜と直に戦ったときは、何も言ってこなかったよな。

まあ私は木吉をガン見してたから気づかなかっただけかもしれないけど。


「ありがとうございます。……肉便器さん」
「えっ!」
「こう呼ばれているみたいですね。嫌でしたか?」
「普通の人は喜ばないんじゃない?」
「そうですよね、すみません。……でも板井野さんは人が喜ばないことで喜ぶ人ですよね」
「!」

えっと、黒子は何を言っている?
も、も、もしかして、私が、殴られて喜ぶ女だって知っているの?
木吉は誰にも言ってないっていったのに。
どこで、知った!

私の顔が険しくなるのに気づいたのか、黒子が謝罪を口にする。


「その反応だと、図星ですか?そうですよね。痛いのが、好きなんですよね。板井野さんは」
「…………」

アウトー。
死んだ。
なぜ、バレてる。
何それ、恥ずかしい。
死にたい。

「そんな顔をしないでください。僕、優勝したら言いたいことがあって」

半ば放心状態の私に、黒子が真剣な顔をして話しかけてくる。
なんだよ。
誠凜にはもうバレてんのかー。
もうこの世とおさらばしたい。

「好きです。僕とお付き合いしてください」
「は?」

意味わかんない。
なんで痛いのが好きだって分かってる変態になに言ってんの?


その後、黒子は私の理解できない性癖を告白した。
私の性癖とは相性がいいと言うことは理解できた。


そんなわけで、今日から私と黒子はお付き合いすることになったのでした。
決め手は黒子が私に放ったイグナイト。
あれは、よかった!

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