第11章 2度ある事は3度ある
ではない。
WCの決勝戦が終わった。
優勝したのは誠凜。
さすが主人公の学校。
私は霧崎の人たちと試合を見ていた。
まあ当日3位決定戦だったしね。
んで飲み物を買いに行くというパシリをしていたら、桃井さつきちゃんと会った。
けど軽い世間話で終った。
あんまりぃ、遅くなると花宮さんたち、怒るしぃ、なんて言ったら開放してくれたよ。
今吉が近くにいたから早く帰りたかった。
だって、私の恥ずかしい性癖ばれるの嫌だもん。
自分から打ち明けるならまだしも。
霧崎もこの後、ぱぁーと、はしゃぐのだ。
なんだかんだいいって、チーム仲はいい学校だ。
試合内容は酷いですけどね。
ええ、ほんと年頃の乙女の純情が傷つきまくりです。
結局私は精神的マゾには目覚めませんでした。
残念。
今日の打ち上げで言おう。
肉便器はNGだと。
今まで部活で貢献したこの私だ。
受けいれてくれてもいいはずだ!
むしろなんだこの扱い!!
よく黙ってたな、私!!!