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【黒バス】ああっ君は女神様!

第11章 2度ある事は3度ある


まあ、そんなわけで、予選が終わり、霧崎はWC本選出場決定なのだ。

うん、私が肉便器だということが全国に知れわたってしまうのだ。

精神的マゾに目覚める試練とはいえ、なんかなぁ。
いや、こうなったら引くに引けないか?
肉便器キャラで行くとか。
でも恋人できなさそうだしやだなー。
ぐっ、どこかに私を理解する王子様はいないもんだろうか。


悲しいことに?全国大会では霧崎は快進撃を続けた。

ここはやはり無冠の五将がいるからだろうか。
私は内心負けろと念じていた。

だって早く負けるほどに私の不名誉は広まらないのだ。
しかし私の願いは神に受け入れられない。
とうとう準決勝まで来てしまった!


しかも相手はあの赤司がいる洛山。
さらには無冠の五将が3人もいるらしい。
なんてこったい、最強チームじゃないか!!

まあなんかゴツい人は鼻血だしてましたけどね。

うん。血の気多そうだもんね。
一瞬、霧崎がリードしたが、まあ届かなかった。
私の不名誉も終わりだ。
それにしても相変わらず赤司は顔が整っている。


私はすっかり失念していたのだけれど、三位決定戦なるものが存在して結局福田総合と当たることになった。
あれ、海常負けたの?
そして私のこの元彼、灰崎さんが相手に要るじゃないですか、やだー。

でもあれだ。

灰崎は知っているはずだ。
私が別に肉便器じゃないって。
だって灰崎が初めてだし、その後も別に浮気とかしてなかったし。

一途な女だと知っている、はずだ。
青峰の時だって、まあ知ってるでしょ。
え、私一途な女だよね。
肉便器キャラじゃないよね?
元彼の君が証明してくれ!と心で念じた。

なんて思ってたら、試合開始早々なんか灰崎が原を殴って退場になってしまった。

顔こわっ!

そんなわけで灰崎というエース?を欠いた福田総合には、霧崎が勝った。
痛ましく原の頬は腫れていた。
なんてうらやま!!

そんなわけで我らが霧崎はウィンターカップ3位という輝かしい結果を残すことができましたとさ。





おしまい。


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