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【黒バス】ああっ君は女神様!

第11章 2度ある事は3度ある


「板井野、どうした、死にそうな顔して!」
「……や、山崎さん」

ちょっと話しかけないでよ。

今の私は瀕死の重傷をおっているんだから。
目に見えなくても心はもうズタズタよ。
お前らにも知られちゃったのかしら。

もう駄目だ。

生きていけない。
つーか何みんな戻ってきたんの。
今は、話す気なんかまったくおきないし。
むしろ穴の中に入ってそのまま埋もれてしまいたい。

「あいたっ!」
「んな、時化た顔してんなよ。バァカ」

軽く無視してたら叩かれた。
嬉しいっちゃ、嬉しいけど今は素直に喜べないんです。
むしろ今喜んだから確定って思われる。
そんなのイヤだ!
いっそ顔を顰めてやった。
何してくれてんじゃ、ワレェみたいな顔。

あ、私余裕でてきたかも。

「ありがとうございます」

なんか気分が浮上できたので、とりあえずお礼をば。
ええ、我ながらちょろいと思います。

そして試合を見る余裕が出てきた。
本当にパスカットできるんだなー。

すごいわー。

どんな頭してんのか気になる。
性格クソ悪いけど。
家庭環境に問題があるのか。
それとも個人的な資質の問題なのか。
まあ、どっちでもいいけど。

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