• テキストサイズ

【黒バス】ああっ君は女神様!

第9章 何それ恥ずか死ねるんですけど



お次の相手は秀徳。
そう、あの緑間のいる学校。

中学のときに若干関わりのあった男であるがゆえに、私は安心していた。

なぜなら私が肉便器というのは根も葉もない噂。
同じ中学出身の緑間はその事を知っているはずだ。

よかった、ここでは万が一言われても緑間が否定してくれるはずだ。

私の不名誉は広まらない!


始まる前に、こちらを見ていたので、機嫌のいい私は手を
振っておいた。

振り替えしてはくれなかった。

緑間は試合中、絶好調ですごい3Pを打った。
初めて見たけど、ほんとすごいよ。
あんな遠くから入るなんて!
さすが緑マシン太郎なんて言われただけのことはある!!
が、途中から動きが悪くなった。
緑間もだけど、他の選手が。

なんだか緑間、怒っているし。
つーか、こっち見てんじゃん。
え、もしかして原と古橋が肉便器発言したとか?
でも向こうはご本人ですよ?
私が肉便器じゃないって知ってるでしょ、普通に。
それとも、なにか。
霧崎の肉便器だとでも吹き込んだのか!
だとしたら、私すげー痴女っぽくない?
それか、すごい股緩い。
いや、肉便器は股が緩くないわけないけど。

現在進行形の相手?の近くにいると思われたら、恥ずかしい気がする。


うん、なんか唐突に恥ずかしくなってきた。
もう顔から火が出てきそうなくらいだよ。
心臓もばくばく。
なんということだ。
まるで自分が純情な乙女のようだ。
嘘です。
ごめんなさい。
乙女なんておこがましいですよね。

/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp