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【黒バス】ああっ君は女神様!

第9章 何それ恥ずか死ねるんですけど



WCの予選が始まった。
で私といえば、試合についていっている。
初めて会場に足を踏み入れた時はどきどきした。
これまでは部外者だったし。
よくよく考えればバスケの試合を見るの初めてだな。

試合の方はまあ、順調というかなんというか。
この大会では霧崎の相手チーム、負傷者は出ていない。
鼻血を出す人はいたけど。

それは私の功績ってわけでもないけど、それでも私の存在が影響しているのだ。

花宮が体ではなく心の面で攻めることにした、らしい。
原あたりが面白おかしく私の事を説明しているのだ。

『あいつ公衆便所なんだよー、中学の頃から』

みたいな発言をしていると聞いた。
これに相手は動揺する。
まあ、相手だってただの高校生だ。
そんなもん妄想の中にしかいないだろう。
部活で忙しいだろうし。
エロに負けた。
なんて、かなりの恥に違いない。

心のダメージを想像して、ご愁傷様と心の中で言っておいた。

本当に花宮は性格が悪い。

実際、山崎とかも始めは恥ずかしがってぎこちないかんじだった。

まあ私はそんな扱いされたことないんだけどね。

中学時代の私を合わせると、普通に受け入れられるらしい。
入院2回もしたのが原因なのか、そうなのか。
……何それ、恥ずか死ねる。

肉便器呼ばわりは不満はある。
どういう羞恥プレイだ。
心のダメージは好きではありません!
イジメいくない!!

だが、などと口には出していなかった。

これを気に精神面でもマゾに目覚めてみようかなと思ったからだ。

私のパパはそうだったし、私にもその素養があるに違いない。

体に痣を作ると心配されちゃうからね!
だからこの大会だけは、甘んじて受け入れているのだ。
ええ、これも精神的マゾに目覚める修行なのです。
どうせ全国には行かないんだし。

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