第7章 まさかのマネージャー就任
そう言ってんのに、なんかマネージャーになった。
私も比較的簡単におれちゃった。
なんか、ほら。
魅力的じゃん。
あのゲス界の王子、花宮真がいるし。
入りたいと思ってたし。
高校のスポーツ男子にあるまじきゲスさ。
あえて相手を怪我させるなんて。
まさに外道!!
他のメンバーも花宮に従い、ゲス行動を取っていた。
死んだ魚の目をしてる古橋君もいるし。
つまり、ここのバスケ部はパラダイスなわけだ。
という霧崎への憧れがあったので、ついうなづいてしまった。
てへぺろ。
すみません。
自重するんだ!という意気込みだったが、目の前の甘美な餌に食い伝しまう私は馬鹿だ。
そしてマネージャーになる事を了承し、明日から(急!)霧崎に行くことになった。