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【黒バス】ああっ君は女神様!

第1章 痛いのは好き


なので、とりあえず主人公に会おうと思って黒子を探した。
影が薄いことがウリの主人公だ。

なかなか見つけることも容易くなかった。

みんな入学したてで黒子を知っている人もいないし。
とりあえず委員会を決めるときに、漫画では図書委員だったのを思い出し図書委員にはいった。

これは当たりで黒子はいた。
もっとも一年は1人来てないみたいだねって先生が言った後に、黒子の声が聞こえてきた。

私も見えてなかった。

えー、転生主って何かしらの特典付いてるもんじゃないのって、ちょっと思った。

夢なら夢で、もっと私に対していい方向の夢でいいじゃん。
まあ、そんなのが私と黒子の出会いだ。
向こうは私のことを知っていた。
まあ、言っても私新入生代表ですし。
寝てない限りは見た事があってもおかしくない。

しかし寝ても起きても世界は一向に変わらず、私はこれは夢じゃないのかもしれないと思い始めた。
オリエンテーションも終わり、普通に授業が始まりだす。

もしかして夢じゃ、ないのか。
いやいやいや、長い夢だろ。
どんだけ長く寝てんだよって、自分に突っ込みたくなる。
まあ覚める気配がしないので当面は楽しむ方向にした。

いつか覚めると思って。


それに、一週間もたって私はすっかり欲求不満になっていた。
殴られたい衝動が抑えきれなくなってきている。
そうであれば、行動するしかない。

学校でちらほら、背がバカ高く、髪の色が派手な連中を見かけていた。
そして通っている学校は帝光中。
だとすれば、だれに殴ってもらおうかなんてすぐに考えがつく。

灰崎祥吾。

なんのためらいも無く、初対面の女を殴り、男を殴る。
あいつしかいねぇ!
そう思ったら、行動は速く私は休み時間に灰崎の元に向かった。
ちなみに灰崎のクラスは知らなかったので、(同じクラスにはいなかった)クラスメイトに聞いた。
私にクラスには青峰がいて、ちょっとテンションが上がった。
高校になったら絶対手をつけようと思う。
こんな性癖を隠して、私はクラスメイトと良好な関係を気づき始めていた。
そして心の友とかいて心友と読む彼女とも知り合った。

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