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【黒バス】ああっ君は女神様!

第5章 考えをちょっと改めた入院生活


リハビリに行くと、こう腫れ物を扱うような変な雰囲気に包まれる。
どうでもいいっちゃいいんだけど。

まだ中学生の女が2回も暴行で入院って言うのは結構噂になっているらしい。
さらに今回はミイラ状態だし。
目立ってしまっている。
空気を変にさせてしまっているのはちょっと悪いなって思ってた。
そんな時だ。
入院して引きこもっていた私が久しぶりに原作キャラにあったのは。

漫画で見たとおりの自己紹介をしてくれた木吉鉄平。

優しげなかんじで、私の好みかと言われれば微妙。
人を殴るタイプには見えないし、私の関心は薄かった。
だが、この空気を察して話しかけてくれたんだろう。
好意は素直に受けておいた。

自己紹介の後。
握手を求めたのは、手が大きいって話だからだ。

実際握られると大きさを実感して、この拳で殴られたらって性懲りもなく想像して、うっとりした。
だって私の手とは比べ物にならないほどだったんだもん。

その日から、木吉と私は友好関係を築いている。
関わっていると、本当に優しい男であると実感する。
ミイラ状態の私を気遣っているのが分かる。

それから木吉とは時折話している。
私は手術とか色々あって、それなりに忙しい。
木吉も色々あるらしいし。
時間はそれほど合わないのだ。


私の入院生活は病院関係者以外は心友と木吉の2人としか関わりがない。

心友に確認してもらったところ黒子は学校に本当に(ここ重要!)来ていると分かってほっとした。

それ以外にも引退したバスケ部のメンバーはまだ練習をしているという話も。
なぜに?
まあ、私には関係の無いことだけど。

原作が変わってきているのかなと漠然と思ったが。
木吉は原作と同じ理由で怪我をしたらしい。

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