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【黒バス】ああっ君は女神様!

第12章 結局これは夢なのか?



ソファに座り茶を飲む。
パパは食器を洗っている。
この寒いのに水を使っている。
気持ちは分からなくない。

空気的にはわりと和やか。
でもこの人の口は悪い。
顔はいいのに。

「長い夢とやらは、どうだったんだ?」
「なんか中学生からやり直しでしたねー。んで高校にまであがりました」
「ボコられて2回も入院してどうだったよ」
「最高でしたよ!なんか普通のいい奴と付き合いそうになったんですけど、趣味合わなかったんで振っちゃいました」
「へえ」

ちょっと口角を上げられる。
私がマゾだからそりゃ普通の奴とはあわねーよってことか。
あんたのせいだけどな!!

「んで、精神的にマゾに目覚めようと思ってたんですけど、上手くいかなかったんですよね」
「俺がやっても駄目だったんだ。お前は向いてないんだろ」
「そんなんですかねー」

なんだか穏やかな会話している。
珍しい。

「ほんと、運命の人って感じで。私と相性よくって」
「ふーん。俺みたいに態度が悪くないのか」
「そうです。紳士で、優しくって、でも痛くしてくれる。そんな素敵な彼です」
「なんか頭にくるけど、そうか。じゃあ、もう1回眠らせてやるよ」
「え?」

言うやいなや、立ち上がって、私の腹に強烈な拳を入れてきた。
と、思う。
正直、強すぎる快感に、何も分からなかった。


「これからは……俺の事は……………まいな」

なんか言ってた気がするけど、

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