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【銀魂】リハーサル 【沖田総悟】3Z

第1章 きっかけ


貴「あ、あんた誤解され…」


総「言ってる場合かよ。早くしろ」


は渋々総悟の言う通りに座った。距離がいつもより近い。総悟の顔が、の顔が……


総「目、閉じろィ」


貴「う、うん…」


は目を閉じた。総悟はその顔を頬を染めながら少しだけ見つめる。少し経つとの頬に冷たい感触を覚えた。


貴「!な、なに?」


総「化粧下地とかいうやつ。クリーム状のやつでさァ」


うっすらと目を開ける。


貴『総悟、顔近い。ってかまつげ長いなぁ。目も赤くて綺麗だし肌も…見た目だけは可愛いんだけどな…」


真剣な顔で手際よくメイクする総悟。



キーンコーンーカーンコーン



貴「!総悟、やばいよ!銀ちゃんきちゃう!」


総「あ、まだできてねぇですぜィ?」




銀「ういー席つけーー」


貴「やば!きちゃったよ!」



は慌てて椅子を元に戻すと、いつものように席に着いた。




銀「おーい、なんだその顔。先生をおちょくってるんですかーコノヤロー」


貴「…え?」


後ろで薄ら笑いをこらえる総悟。なんか嫌な予感がする……



銀「デーモン閣下のメイクをおちょっくってんのカァァアア?沖田、アイライナー貸せ」


総「プクク……へい……」



貴「え!?デーモン?」



状況が掴めない。クラスのみんなは笑をこらえた状態だった。銀八は総悟からアイライナーを受け取るとの顔に何か書き出す。



銀「額の「肉」が足りないでしょーが!!!!」




新「てめー教師だろうが!!!何女子生徒の顔に落書きしてんだァァア!?てか「額の肉」ってなに!?それキン肉マンだよね!!??おめーが一番侮辱しとるわ!!」




貴「おいてめー沖田!!何してくれてんのじゃー!!!!???」



は総悟の胸ぐらを掴んみ、激しく総悟を揺すりながら叫んだ。



総「やだなァ。お茶目ですぜィ?」


貴「ぜんっぜんかわいくねーんだよ…」


はとてつもない形相で総悟を睨みつける。



銀「はーいそこイチャイチャ禁止ーー気分悪いんでとりあえず廊下に立っとけーー」


総「ププ……ざまぁ」


銀「沖田ーーお前もだーー」
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