第2章 領土めぐり
次はハートの城にやって来た
バラが咲き誇っている赤い城…
ペーターやビバルディやエースが居る城…
アリスは謁見室に走って行った
「アリス!アリスではないか!弾かれたのか?」
執務室でビバルディに会うとお茶会に誘われた
ハートの城でお茶をするのは久しぶりだ
ペーターもさっきまで居たけど…
仕事があるのにこっちに来たので仕事に行かせた
エースは…いつもの迷子ね
一瞬、処刑人としてのエースとジョーカーとユリウスを思い出す…が、ビバルディが
「アリス、お前はスペードの塔の領主には会ったのか?」
「いいえ、まだよ…これから行こうかと思ってたけど」
「そうか…なら良い」
スペードの塔の領主に何かあるのだろうか…?
「スペードの塔の領主や役持ちは…いや、スノウ本人が言う事か…」
「…?」
ビバルディが言っている事が分からないけどとりあえずスペードの塔に行ってみるしかない様だった
「ビバルディ、お茶ありがとう」
「もう行くのか?」
「ええ、スペードの塔も気になるから」
アリスはそう言うとクローバーの塔から一番近いスペードの塔に向かって行った