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流星チョコレート

第1章 序章





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「やべぇ…寝坊した!!!」
(昨日の夜何時まで星見てたっけか……)

俺は自転車に乗って、ヘッドフォンから流れる大好きな“星”がテーマの曲を聴きながら猛スピードで家の前の路地をかけ降りる。


大通りに出るところで横目に女子高生が見えた。
「ん、叶多!?」

え、誰?

俺は振り向く。


(え、舞じゃん!!)

一瞬動揺でふらついたがどうにか体勢をたてなおし冷静に手を振る。

(朝から舞は不意打ちじゃんかよ、くっそ……)

「やべ、遅刻」





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