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流星チョコレート

第3章 ふたご座






凍えるような12月の夜の寒さは、二人の関係を崩したのだった。








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メールの返信が来ていた。


舞からだった。

俺は、最近可愛いと評判の女の子のアドレスをくれと舞にお願いしたところだった。




『聞いてみたよー、あげても良いって!!はいこれ。×××××××@○○○○○』


『サンキューな!』


それから話題は俺たちが好きな星の話になった。



『そういえば今日ふたご座流星群だけど、叶多何個か見れた??』


『15分くらい外で見てたんだけど一個も…』


『やっぱり?私も見れてない…』


『飯食い終わったらもっかい外出てみっかな。』


『私もそうしよーっと。叶多、一緒に見ようよ!』






まさか舞からそんなこと言ってくるとは思ってなかった。








最近舞は可愛いと思った。


(そうやってさらっと誘えるところズルいな)





『じゃあ20時50分に角のとこ待ち合わせな!』


『了解!!』
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