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流星チョコレート
第3章 ふたご座
学校につくと叶多は先に教室にいた。
朝寝息を聞かれた電話の向こうの相手と実際顔をあわせてしまうとどうしようもなく恥ずかしくなって赤面した。
「え、なに、照れてるの?」
「違う」
「嘘だ~!」
「違うったら違う!」
でもすぐにいつもの二人に戻る。
最近は無駄に叶多を男意識することが多くなったけど、“親友”っていう関係は変わらず私たちを繋いでいた、
はずだった。
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