第9章 幼馴染からの脱出 9
スケート場
美稀「バスで昼寝組みとカフェ組み多いね。みんな滑れないとか(笑)」
れな「まぁ、不恰好な姿見られなくていいかな」
美稀「それじゃ、お先に〜〜」
れな「有岡君、一緒につたおう!」
有岡「おう!黒澤先にどうぞ!」
れな「了解」
れな「久しぶりだと感覚が。。。やっと半分まで来たね」
有岡「結構疲れるな。。。」
れな「よし、あと半周頑張ろ〜っと」
言った瞬間、勢いをつけすぎたのか、塀を掴んでいた手が塀から離れてしまった。。。
れな「きゃっ!!有岡君助けて!」
有岡「そんな無茶な〜」
「ほらよ!」
パニックになっているれなの腕を掴んで止めてくれたのは涼介だった。
れな「涼介!!」
涼介「俺と一緒に滑る?それとも塀つたう方がいい?」
れな「涼介、昨日はごめんなさい。これからはサークルでも普段通りにしようと思う。。。」
涼介「ん、わかってくれればいいよ。で、どーする?」
れな「もう手が疲れたから、ササーっと滑りたい!」
涼介「おっけー!んじゃ、手繋いで!」
知念「待って!僕もれなちゃんと滑りたいから、れなちゃんの右手は僕と繋いで!」
涼介「はっ?!知念は有岡君と滑ってあげなよ!」
知念「僕は男と手を繋ぐ趣味はないよ」
れな「ストーーップ!左手は涼介、右手は侑李君でお願いね!ほら、ササーっと私を滑らせてよ(笑)」
涼介・知念「承知しました、お姫様!」