第14章 幼馴染からの脱出　１４

藪「あー、知らなかった？二人は幼馴染みなんだよ」


近藤・酒井「えー！！そうなんですかー？！いいな～羨ましい～」


中村「私も知らなかったー！どうりで、何かと接点あるなと思ってたけど、幼馴染みだったのね」


れな「黙っててすみませんでした。涼介人気あるみたいだし、面倒に巻き込まれるのが嫌だったので隠しておきたかったんです」


涼介「面倒ってなんだよ！」


藪「まー、まー。紹介して～とか取り持って～とか面倒でしょ。山田もれなちゃんにそんなことされるの嫌でしょ？！」


涼介「んー。。。確かに」


藪「それに、付き合ってると勘違いされたら、れなちゃんに彼氏出来なくなっちゃうだろ(笑)」


知念「れなちゃんが早く三次元にきてくれるといいんだけどね(笑)」


中村「そういえば、さっき話してたのって黒バス？」


そう言いながら、中村がれなの方を向く。


れな「はい！！知ってるんですか？」


中村「やっぱりー！実は私も大好きなのー！私は緑間っちとむっくんが好き！黒澤さんはイケメン好きなのね(笑)」


れな「テツ君も好きですが、キセキの世代皆好きですよ～！髪縛ってる紫原は何かツボです。この前イベント行ってきましたよー」


中村「えー、イベントあったの知らなかった！次ある時教えてー！」


美稀「あのー！盛り上がってるところごめんなさい！何の話してるんでしょうか？！」


中村「あっ、ごめん、ごめん。中々話せる人いないから嬉しくなっちゃって。『黒子のバスケ』ってマンガの話(笑)」


藪「俺も読んでるよ！れなちゃんの好きなのってもしかして黄瀬でしょ？！」


れな「はい！でも、どうして？」


藪「でしょ！やっぱり、前にも言ったかもしれないけど、れなちゃんの二次元イケメン好きで、現実の男子を好きになれないって言ってるけどさ、山田が標準になってるから、無意識に山田を越す男子が現れないとスイッチが入らないんじゃないかな？」


涼介「。。。」