第9章 幼馴染からの脱出 9
れなが飲み物をカウンターに取りに行くと、すかさず誰かしらに声をかけられていたので、れなは全然席に戻れずカウンターでしばらく時を過ごしていたが、立ちっぱなしで疲れたれなは人が途切れた一瞬を見計らって、飲み会会場を抜け出した。
れな「はー、疲れたなぁ。温泉入ってもう寝よう」
自分の部屋へ戻ると、すでに誰かが休んでいたので、色々音を立てるのも悪いと思い、部屋の洗面所で顔と歯磨きだけして寝る事にした。
れな「美稀に部屋に戻る事言ってこなかったけど、いいよね」
そんな事を考えながら、不慣れな団体生活に疲れていたれなはすぐに眠りについたのだった。。。