第9章 幼馴染からの脱出 9
バーベキュー会場へ戻ってみると、もう片付けに入っていて終わるところだった。
美稀「あ、れな!大丈夫?!涼介さんと会えた?」
れな「ごめんね、心配かけて。涼介には会ったよ。」
美稀「それで、何かあった?!」
れな「えっ?!何かって?」
美稀「キュンキュンする事あった?って聞いてるの!」
れな「なくはないけど。。。人多いし、今度話すよ。」
美稀「了解!」
ある程度片付けが終わったところで、今度は広間に移動して飲み会が始まり、すぐにイベントも始まった。
幹事「まず最初のゲームは『パニックアイランド』をしまーす!」
幹事「入口で配った番号をご用意下さい!男女ペアを作ります。くじを引いてペアの番号を言いますので、呼ばれた番号の方とペアを組んでくださいね。そしてペアになったら、こちらに置いてある新聞紙を一枚取りに来て下さい!」
幹事「それでは、最初のペアは○番と○○番!次は。。。」
美稀「あっ、私だ!行ってくる。」
れな「まだかな〜、緊張する。。。」
有岡「俺もまだ呼ばれないよ〜。。。あ、俺だ!」
れな「あ、私だ!。。。えっ?!」
有岡「黒澤とペアか!やった!」
れな「知らない人じゃなくて良かった(笑)新聞紙取りに行こ!」
美稀「あれ?!二人ペアなの?」
れな「そう!美稀は藪さんと?」
美稀「うん。涼介さんは何と鈴木さんとみたいだよ!」
れな「へぇ〜。」
美稀「ん?焼かない?」
れな「何を?!」
美稀「やっぱいいや。。。」
幹事「では、全員ペアを組めましたので、広げた新聞紙に二人で乗って下さい!」