第9章 幼馴染からの脱出 9
先輩たちと知り合いなのはれなたちだけらしく、れなたち、ルーモスのメンバーと涼介で後ろの座席に固まって座っていた。
れな「何かバス旅行って楽しいね!ワクワクしてきた〜!良い事あるといいなぁ〜。」
美稀「楽しいね〜!合宿って恋の予感しない?!」
れな「どーだろ(笑)気になる人でもいるの?」
美稀「いないこともないかな〜(笑)」
れな「誰??私の知ってる人?」
美稀「知ってる人。でも、まだ気になるってだけで好きかわからない段階だからね。合宿中にお近づきになろうかなと思ってる!」
れな「頑張ってね!」
美稀「れなも、二次元男子よりも萌えな男子に出会うといいね!」
れな「私に現実の恋愛向いてるかなぁ。。。まだ好きとか愛だとか良くわからないんだよね。」
美稀「あのさ、れなの初恋って誰?したことあるの?」
れな「初恋かぁ、んーとねぇ、道明寺司かな。強引なくらい真っ直ぐにつくしにアプローチする姿がかっこよくて、キュンキュンしちゃう。」
美稀「花男のF4だよね?!じゃぁ、現実でも道明寺司タイプの人だったら惚れるかな?!」
れな「どーでしょーか(笑)」
美稀「逆に、嫌いなタイプは?」
れな「女好きの人!花男で例えると、西門総二郎みたいな人かな。」
美稀「あー、顔はいいけど、それは私も嫌かな(笑)」
れな「でしょ!」
そんな女子二人の恋バナに耳を傾けていた人物が一人いた。。。