第9章 幼馴染からの脱出 9
新歓合宿当日
ジャズサークルの新歓合宿は特殊で、参加した新入生の退部は基本的に認められていないため、参加している新入生は本格的に入部希望の者という事になる。ロックサークルは、ジャズサーのような決まりはないようだ。
GW初日のため、参加者全員で大学の最寄駅で待ち合わせをしている。
涼介が少し早めに行くというので、それに合わせてれなも家を出て集合場所まで一緒に向かう。
集合場所に着くと、まだ数人しか集まっていなかった。
藪「れなちゃん、おはよ!久しぶり〜。」
れな「藪さん!おはようございます。お久しぶりですね。」
藪「ロックサークルって、ジャズサークルよりは女子少ないからさ、合同だと宴会がめっちゃ楽しいんだよね〜!でも、れなちゃんは、飲んじゃダメだよ(笑)」
れな「あのー、この前何かやらかしましたっけ?!。。。覚えてなくて。。。」
藪「覚えてないの?俺結構絡まれたんだけど!」
れな「えーー、ホントですか?!ごめんなさい///」
藪「うそうそ(笑)その前に涼介が取り押さえて家に連れてった。」
れな「そーだったんですね。涼介何も言ってなかったから。」
藪「そっか。おっ、知念!」
知念「おはよ!れなちゃんも早いね。」
れな「涼介が早く出るっていうから、一緒に来ちゃった。」
知念「涼介と家近いんだ!」
れな「隣の隣(笑)」
八乙女「ちかっ!!はよー!」
中島「おはよう!」
れな「びっくりした〜!八乙女さんと中島さん、おはようございます。」
美稀・有岡「おはようございまーす!」
れな「おはよ!」
幹事「名簿チェックしてない人はしてくださーい!チェック済みの方はバスに乗り込んでくださいね〜!」
幹事「それでは、両サークル共に全員揃いましたので、出発します!!」