第7章 幼馴染からの脱出 7
美稀「そーいえば、鈴木さんは昨年のミス・ミスターコンテストでミスグランプリになったんですよね!私たちも見に行ってました。ジャズサーからミスとミスターグランプリが出るなんて凄いですよね!」
れな「あのウェディングドレス凄く似合ってました!」
頷く有岡。
鈴木「ありがとう!そう言ってもらえると出場した甲斐があったわ。山田君とは結構縁があるのよね(笑)」
美稀「そうなんですか。」
幹事「えーーでは、そろそろ席替えをしたいと思いまーす!新入生はこちらから時計回りに隣のグループに移ってください!」
「ありがとうございました。失礼しまーす。」と言い、「よろしくお願いしまーす!」と言いながられなたち新入生は隣のグループへ移っていった。
そして、同じ自己紹介を繰り返し新しい先輩たちと交流を深めつつ、全体でのゲームなどを楽しみながら時間は過ぎていった。
一次会が終わり、希望者は二次会へと行くらしいが、れなたちは二次会へは参加せず帰る事にした。
新入生も片付けを手伝ったので、早く撤収する事が出来た。
一次会のみ参加の新入生たちは「今日はありがとうございましたー。楽しかったです!」などとお礼を言いながら、帰っていった。
れな、美稀、有岡は出口へ向かうため、他の宴会グループの間を歩いていると。。。
?「ねぇ、ねぇ、そこのかわい子ちゃんたち〜一緒に飲まな〜い??」
体育会系らしい男子グループの数人が近寄ってきて、れなと美稀に絡んでくる。
美稀「すみません。私たちもう帰るところなので!」
?「え〜〜、君は大丈夫だよね?」
そう言いながら、れなの肩に手をまわしながら顔を覗き込んでくる。
有岡「彼女から離れて下さい!!あんまりしつこいと警察呼びますよ!」
?「はっ?なめてんのか、こらぁ!」
一人が有岡の方へ睨みながら近寄ってくる。
有岡「な、何なんですか?!」
?「あれ〜、有岡君まだいたの??」
知っている声が後ろから聞こえてきた。。。