第5章 幼馴染からの脱出 5
ホテルに着くまでの車中で、滞在中のスケジュールについて一通りの説明を受ける二人。
サイード「イランのお正月は『ノールーズ』と言います。明日から数日通う語学学校デホダもノールーズ中は休みなので、ノールーズ前まで通い、その後はイラン観光というスケジュールになってます。大丈夫ですか?」
れな・涼介「はい!」
サイード「ホテルに着きました。デホダに行っている間はこのホテルに泊まります。南の方に寮もありますが、洗濯機がない等あまり施設が良くないので山田さんからホテルの手配を頼まれました。」
サイードはホテルで二人のチェックインを済ませてくれた。
サイード「明日朝8時に迎えに来ますので、ロビーで待っていてください。それでは、お疲れ様でした。」
と言い、帰って行った。
涼介「んじゃ、もう遅いから部屋行って寝ようぜ。」
れな「ここかな?!部屋隣同士で良かった〜。それじゃ、おやすみ!」
涼介「明日寝坊すんなよ!おやすみ!」
れなと涼介はそれぞれ部屋に入ると、ささっとシャワーを浴びて、翌日の持ち物をカバンに入れて、すぐに寝てしまった。。。