第2章 幼馴染からの脱出 2
涼介に連れて行かれたのは、さっきのメインステージだった。
れな「何があるの?」
涼介「始まるまでもうちょい時間あるから、美稀ちゃんたちも呼んでここら辺に座っててくれる?!じゃ、俺行くからさ。」
と言うなり、どこかへ行ってしまった。
れな「っちょっと!教えてくれてもいーでしょ〜!もう!」
れなはスマホを取り出し、美稀たちを呼び出した。
美稀「れな〜!置いていくなんてひど〜い!涼介さんといい雰囲気だったし、どこで何してたのよ!」
れな「誤解しないでよね!ただ、教室を見せてくれただけだって。」
美稀「それだけ〜??で、涼介さんは?」
れな「何かここで待っててって言って、どこかに行っちゃった。」
美稀「入り口に『ミス・ミスターオレンジコンテスト』って書いてあったけど。。。出てるんじゃない?!」
れな「そうかなぁ?!」
美稀「それしか考えられないって(笑)」
そんな事を言いながら、美稀と有岡はれなの横に座り、始まるのを待った。