第13章 幼馴染からの脱出 13
知念「洗濯と夕飯ありがとね!じゃ、またね」
涼介「おう!」
れな「どういたしまして。気を付けて帰ってね」
れなは知念の姿が見えなくなったのを確認してから玄関のドアを閉める。
ドンッッ!!!
ドア側を向いていたれなの顔の横に、涼介が勢い良く手を付いた。
れな「い、いきなり何?!」
涼介「知念としたの?」
れなの耳元でささやく。
くすぐったかったのと、涼介の声が妙に低かったせいで一瞬ビクついてしまった事にれなは後悔した。
れな「し、したって何を?!」
涼介「例えばこんな風にとか」
れな「んっっ」
後ろから抱きしめながら、れなの耳の淵を舐める涼介。
そして丹念に溝を舐め終えると、首筋を唇を這わせながら舌で舐めていく。
れな「っん」
声と体が反応するのを必死に抑えようと、目をギュッとつぶるれな。
涼介「したの?してないの?」
また耳元で低くささやく涼介。
れなは首を横に振るしか出来なかった。
涼介「それじゃわからないよ?」
再度れなは首を横に振った。
涼介「仕方ないな」
涼介は抱きしめていた腕を解くと、軽々とれなを抱っこして廊下を進む。
れな「えっ、涼介どうするの?!やだ、降ろして!!」
ジタバタと抵抗してみるが、普段から鍛えている涼介の前では非力だった。
涼介「お望み通りに」
いつもの浴室の中に着くと、れなを降ろす。
涼介「俺が綺麗に洗ってやるよ」
れな「何言って。。。」