第13章 幼馴染からの脱出 13
チーフ「あ、おはよう!早速、お客様待ってるわよ」
れな「おはようございます。今日は友達が来てるんです」
チーフ「んー、多分、友達以外も沢山かな(笑)」
れな「?!」
れなが店内に顔を出す。
バイト仲間「れなちゃん!やっと来た〜!!ほとんどのお客様がれなちゃんのオーダー待ちなのよ。順番に聞いていってくれる?!」
れな「えーー!わ、わかりました」
れな「いらっしゃいませ。お待たせいたしました。ご注文をお伺いいたします」
お客1「れなちゃん!いや~、久しぶりに会えてマジ嬉し〜よ!れなちゃんのコーヒーじゃなきゃダメなんだよオレ〜」
れな「ありがとうございます。いつものコーヒーですね。かしこまりました」
れな「いらっしゃいませ。お待たせいたしました。ご注文をお伺いいたします」
お客2「あ、あ、ああの!ひ、ひ日替わりランチを一つ」
れな「お飲み物は何になさいますか」
お客2「あ、あ、アイスティーで!」
れな「レモンとミルクどちらになさいますか」
お客2「れなさんは、ど、どちらがすすすすす好きですか?」
れな「そうですね、私はミルクの方が好きです」
お客2「ぜ、ぜひミルクでお、お願いします!!」
れな「かしこまりました」
れな「いらっしゃいませ。お待たせいたしました。ご注文をお伺いいたします」
お客3「注文はれなちゃん!」
れな「お客様申し訳ありません。メニューにないものは、承ることが出来ません」
お客3「え~、そんなこと言わないでさ。今度デートしない?フェラーリの跳ね馬でドライブしようよ!」
れな「お客様申し訳ありません。他にご注文がないようでしたら、失礼させていただきますが」
お客3「つれないな〜。まぁそこもかわいいんだけどね。それじゃ、アイスコーヒーとクラブサンドイッチ頼もうかな」
れな「かしこまりました」
その後も数人のお客の注文を聞き、やっと知念のテーブルまでたどり着いたれなだった。