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【裏有】晴れ時々涼介

第13章 幼馴染からの脱出 13


一週間のテスト期間がやっと終わり、大学を後にするれな。


「れなちゃん!」


れな「きゃっ!!」


ポンっと肩を叩きながら声をかけたれなの反応がいつもと違うので、気になる知念。


れな「侑李君?!もう!脅かさないでよ〜」


知念「全然脅かしてないよ。リアクションオーバー過ぎ(笑)」


れな「まぁ、そうかもね(笑)」


知念「僕今日でテスト終わったんだけど、れなちゃんは?」


れな「同じ!私も今日が最終日だったよ!やっと終わった〜って感じ(笑)」


知念「もしかして、今日からバイト再開?ずっと行けてなかったから、れなちゃんがバイトあるなら行こうかなって思ってるんだけど」


れな「あ、うん。今から行くとこだったの」


知念「良かった!一緒に行ってもいい?!」


れな「もちろん!」


嬉しそうにれなの横に並んで歩き出す知念。








知念「れなちゃん、最近悩み事とかある?僕でよければいつでも相談に乗るからね!」


れな「えっ?!どうしたの急に。今は特にないけど、何かあったら相談するね。ありがとう!」


知念「そっか。ないなら良かった。。。」









知念「今日バイトの帰り、れなちゃんの家まで送っていってもいいかな?!」


れな「いいけど、今日ラストまでだよ?」


知念「大丈夫!やる事はあるから(笑)」




大学から数分の場所にあるバイト先のカフェに着いた二人は、れなは裏口へ、知念は表の入口からそれぞれカフェへと入って行く。


れな「またお店でね!」


知念「待ってる」



裏口のドアを開けながら、ふと視線を感じたれなは、とっさに後ろを振り向いたが、視線の主を確認する事は出来なかった。。。




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