第12章 幼馴染からの脱出 12
涼介に続いてれなも部屋へ入り、ドアを閉めて涼介の出方を待った。
涼介「浴衣着て知念と花火大会に行ったの?」
れな「うん。。。」
涼介「ふーん。で、抱き合ってたのは何?」
涼介「俺に言えないような事?」
れな「言えないっていうか。。。侑李君が抱きしめたくなったみたい」
涼介「長い事抱き合ってたけど、れなもまんざらじゃなかった感じ?」
れな「まんざらって何よ?!別に恋愛感情が芽生えたとかじゃないけど、拒否る理由なかっただけ」
涼介「意味わかんねぇ」
れな「何でだろうね。。。」
涼介が真顔で近づいてきたかと思うと、無言でれなを抱きしめた。
れな「りょーすけ?!」
涼介「俺だって、いつでもれなを抱きしめたいと思ってるよ!」
れな「あのぉ涼介、クーラーついてないから暑い。。。」
涼介「なら、脱いだら?!」
れなの返事を聞く前に、涼介は躊躇なく浴衣の帯を解き始める。
れな「やっやめてよ!」
抵抗するには時すでに遅し。
浴衣の帯は簡単に解けてしまい、衿の間から白い着物用下着が覗いた。
涼介「何これ?!いつもこーゆーの着てたの?」
れな「そーだけど。もっとセクシーなの期待してたの?」
涼介「そりゃそーでしょ!」
れな「残念でしたぁー(笑)」
涼介「ひどーい!」