第12章 幼馴染からの脱出 12
知念「ここが僕ん家なんだけど、上がって!」
れな「侑李君、もう降ろしてくれていいよ///」
知念「あ、そうだね(笑)どうぞ」
玄関のドアを開けて中へ招き入れる知念。
れな「お邪魔します」
?「あら侑李!もう花火終わったの?早かったわね。あら、お客さん?!」
れな「初めまして、夜分遅くにすみません。侑李君と同じ大学の、黒澤れなと申します」
知念「あ、母親ね。下駄で靴擦れしちゃってさ。傷の手当てしたら車で送ってくるから、車貸してね」
知念母「こんばんは。どうぞどうぞ、上がって下さいね〜。今、救急箱持ってきますから。お父さ〜ん、侑李が可愛いお客さん連れて来たわよ〜」
知念「別に呼ばなくていいって!すぐに出るんだから」
知念父「お〜やっぱり一緒に行ってたのは女の子だったのか!侑李の父です。侑李、玄関先じゃなくて中に上がってもらいなさい。お茶でも飲んでって下さいね」
れな「黒澤れなと申します。ありがとうございます」
知念「れなちゃんごめんね、騒がしくなっちゃって。リビングで手当てしようか」
れな「ありがとう」
知念母「何のお構いも出来ませんが、沖縄のさんぴん茶とサーターアンダギーです。良かったら召し上がってね」
れな「ありがとうございます。頂きます」
知念父「私が沖縄出身でね。沖縄の黒糖を入れて作ってるんですよ」
れな「初めて食べましたが、凄く美味しいです!」
知念父「お口に合って良かった!私が好きで妻によくリクエストするんですよ(笑)」
れな「そうなんですね〜」
知念母「侑李、救急箱持ってきたから手当てしてあげてね。お父さんは席外した方がいいかもしれないわね」
知念父「あぁ、そうだな」
知念「れなちゃん、足見せて?!」
れな「あ、自分でするから大丈夫だよ!」
知念「ダーメ!僕がするから!」
れな「でも。。。悪いし。。。」
知念「全然悪くないから、足見せて」
れな「それじゃ、お願いします」